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ジスロマック(アジスロマイシン)は1日1回2錠で、3日間服用します。
歯周病菌に対して強い抗菌力を発揮する抗生物質です。
感染部位に薬が大量に集まって、強く長期的に(7日~14日間)抗菌力を発揮することが特徴で、副作用が非常に少ない抗生物質です。
このジスロマックによって、まずは血中の歯周病菌を除去するとともに、7日~14日間、効果の持続している間にお口の中の治療をすることで、再感染の防止にもつながります。
アップル歯科ではペリオバスターを導入しており、院内では身体に安全な殺菌水を使用して治療を行っています。
ペリオバスターは住処となるカビ菌を減らすことで歯周病を防ぐ役割があります。
また、ペリオバスターは天然成分を使用しておりますので安心して,ご自宅でのホームケアとしてご利用いただけます。
ハリゾン(アムホテリシンB)による術者磨き
歯周ポケット内にはカンジダ菌というカビの一種が住みついており、歯周病菌の住み処となります。
そのカンジダ菌に有効なのは、ハリゾンという真菌症の抗生物質で、これを使ってカンジダ菌を除去します。
これはホームケアとして、歯ブラシにつけてご自宅で磨いていただくこともできます。
歯にこびりついた歯石や、歯周ポケットの中、歯間や歯の表面もプロフェッショナルクリーニングでなければ物理的に歯石やバイオフィルムを完全に除去できないという現実があります。
そこでプロによる専用の器具を使用したクリーニングが必要となります。
これをしなければ歯周病の改善は望めませんので、徹底的にキレイにします。
プラーク(歯垢)は細菌のかたまりです。
どんなに治療しても、毎日の歯磨きでプラークが取れなければ、いつまでも歯周病菌を減らすことはできません。
そこでしっかり歯磨きの指導を行っていきます。
スケーリングで、まずは歯茎から上のおもてに出た部分(縁上:えんじょう)
の歯石やプラークを徹底除去していきます。
歯石は「歯周病菌の隠れ家」です。
歯石をきれいにしない限り歯周病は改善されません。
縁上の歯石を除去しても改善が見られない場合や、明らかに歯茎の中(縁下:えんか)にも歯石がついている場合には、引き続きこれらの歯石取りを行っていきます。細菌に感染した歯の根の表面(セメント質)を取り除き、磨いて表面をツルツルにして細菌の付きにくい環境に。
歯面の、歯ブラシでは取りきれないヌメヌメした汚れ(バイオフィルム)を、機械で研磨して破壊します。
バイオフィルムをはがす手段として最も効果的とされているのがこの作業なのです。
仕上げとして、歯間など歯の隙間に残っている汚れを、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使ってプロの手で落としていきます。
術者によるプロフェッショナル舌クリーニング
歯周病菌の再感染防止にも、術者によるプロフェッショナル舌クリーニングは必須措置となります。